レベル1回想録 その8
翌々日の、お弟子さんとの個人面接の時に
夜中の苦しかった話をしたら、
「どうして、すぐ夜中に
私の所に来なかったんですか?」
言葉がでてきませんでした。
だってだって日本人は、そういう時、耐えちゃうんですよ…
だって夜中に訪問なんて…非常識で…といいたかっけど
「私達、家族でしょう?」といわれ
黙って下を向いてしまいました。
(家族ったって、日本人は大金積んでるからね、
コースの間だけの家族じゃん、お金で繋がってるだけじゃん
お互い過ごしやすいから、家族っていってるだけだよ)
とニコちゃんのマインド(内側にある心)は
文句をいっていましたが、
いつのまにか、泣いていました。
そんな事、言われるとは思っていなかったからです。
沈黙のなか、疑心暗鬼になっていたので、
ニコちゃんは、誰にも心を開いていませんでした。
(お金で繋がってるだけじゃん…)まだ、いってます。
そうだよね。
沢山お金を払わないと、ここには来れなかった。
この団体は、疑似家族まで持ち出して、丸めこもうとしてるの?
家族まで持ち出されたらさ、もう文句言えないじゃん
家族なんて言われたら、訴えられないじゃん
本当にしたたかっていうか、用意周到な組織だよ
なんもいえないじゃん
もう1人の皮肉屋ニコちゃんが、ささやきます。
(お金でつながってるだけじゃん…家族ごっこじゃん…)
追記:
講義でマインドとか、葛藤とかいろいろ習っていたけど
それをいまの自分にあてはめてみる、という所まで気が回らなくて
ただただ、マインドに遊ばれ続けていたのです…
ああ。かわいそうなニコちゃん…。
どっぷり浸かっていました。