レベル１回想録 その７

バガバンに初めて会った時、
やっと会えたから、ちょっと感動したけど
帰りになぜか、右胸がずーんと痛くなった

アンマを実際見た時の方が感動したよ
（うわー、この人がニコちゃんのお願いを
何でも聞いてくれる優しい人
なんだーと思ったからかな？）

２人を両親と重ねて見ている人が多いので、
何か感じたらそれは
両親に対するしこりに反応したのでは？と言われた

でも、かわいい夢（NHKの山のぼり）をみても
バガバン、アンマに会っても、
ニコちゃんの“帰りたい病”は、
どんどん大きくなっていきます。


コースも半ば、
すこし暑いせいか
夜中に息苦しくて目が覚めた

息が苦しいというより、息が出来ない

本当に苦しくて、
どうしちゃったんだろう？ あたし？
耐えられない

どうしてこんな
日本から離れたところにいるんだろう？
こんな所でいったいなにしてるんだろう？
うかれて来ちゃったとはいえ、
随分遠いとこまで来ちゃったよ

暗闇に居るのが耐えられなくて、中庭に出た。
まだ息が上手く出来ない、

そういえば昔、こんな症状がでた。
あれと全く同じ。

明け方まで起きていました。

怖くはなかったけど、死ぬ思いでした。
だって、呼吸が上手く出来ないんだもん

こんなんじゃないよ、こんなの嫌だよ
こんな苦しい“思い出し”をしたくて、
インドまで来たんじゃないんだよ

もっと、こう嬉しい体験が欲しいんだよ

こんなんじゃない、
こんなんじゃないんだよ
こんなの、違うんだよ…

もう何もかも、どうでもいいよ
さっさと帰りたいよ…

もう、全部放り出して帰りたいよ…